指導力
塾講師としての指導力?
塾によっては入塾テストによって成績上位者だけとか、成績別クラス編成とかで選別してる。まー、俗にいう“できる子たち”を教えるのはすごいラク。教えやすいし、自ら勉強できる子が多いので、講師がわは大量の課題を指示したり、教材大量にやらせてるだけの(上位校専門の)塾とかって、実は“指導力”がないことも多々ある笑
逆に成績中位〜やや下位の子たち(やる気のある子は別にして)について。このくらいの成績の子たち勉強にしてもほとんどまわりと同じことをやるだけ。だからワイワイしてる子たちも多く、そういうとこの講師は雑談多めになるとこも多い。そういうとこは大学生(明るめの性格、イケメン、かわいいなど)が人気講師になったりする。中学校の先生とかもそういう傾向があって、やや若めで、雑談多めで、ノリが良くて(中学生のノリやけど笑)ってタイプが人気でしょ?まー、学習塾や学校ではよく「わかりやすくて、いい先生」と言われるのがこういう人たち。
で、成績下位の子たちを相手するとなると、とにかくやることが増える。例えば中3生なら中1〜中2の履習単元の復習までやらないと中3生のことは当然できなかったりする。だから復習とか多いのでシンプルに教えることは何倍にも増える。
※残念だが学校ではこの復習をできない。各先生方は当該学年の担当教科の指導をカリキュラム(シラバス)に沿ってやるしかない。だから授業ではわからないまま放ったらかしにされる(こと多くなる)
で、成績下位の子たちはそこから抜け出すことを非常に困難だと思い込んでることも多く、はじめは少しがんばってみても、急に弱気になったり、集中が切れたりすることも。そんなときモチベをどうにか上げることも必要になってくる。
そんなわけで通常の学習塾の話をすると、“指導力”とはいっても成績上位層相手ならスケジュール管理とか演習管理力のことになる。
中位〜やや下位層相手だとクラスを活性化させるコミュ力や、塾生を減らさないように運営する能力のことになる。
で、成績下位層は上にも書いたように指導はもちろん時間もかかるので体力、根気強さもいる。モチベを維持させる力や話を伝えるコミュ力、あとは何回やっても振り出しに戻ることも多いから、積んで崩れたのをすぐに積み直しできる精神力、忍耐力が必要。
こんなふうに見てみたら、学習塾の講師や学校の先生の“指導力”の差はすぐわかる。
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